腰痛持ちには効果的？な“合気武道”

　“合気武道”という言葉をご存じだろうか。相手の力を利用して倒すという意味では合気道と似ているが、ＶＳ拳の合気道とは違い、合気武道はＶＳ剣を想定しているらしい。

　そのどちらかというとマイナー（失礼）な古武術を「今習っている」というのは、柴田光厩舎の浜田助手。その他にも“英会話”“スポーツジム”はもちろん“テニススクール”や“スペイン語会話”なども習っている、生粋の習い事マニアなのである。「独身貴族やし、時間もお金もあるから有意義に使わんと」と豪語していた。決して貴族ではないだろうが、独り身を謳歌（おうか）しているのは間違いないようだ。

　で、ふと気付いたのだが、浜田助手を見ると背中がピンと伸びているのだ。以前は腰にコルセットを巻いて痛そうにしていたのに…。その理由こそが“合気武道”である。「すり足で動くんやけど、それが全く腰に負担がかからず楽なんだ。これを普段の生活に応用したら、いつの間にか腰が治った。最近じゃあ、引き運動をする時もすり足気味で」とのこと。腰が悪化してからは、しばらく馬に乗るのはやめていたが、これなら復帰できる日も遠くはなさそうだ。　

　ちなみに「森田君も腰悪いんやし、やってみたら」と勧められたが、不利な状況になってきそうなので「ああ、そうやな…」とテキトーな返事をして逃げて帰ってきました。

（栗東想定班・森田真司）

2012年07月11日