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盛り上がりを欠く北海道シリーズの番組構成
POGファンにとって、札幌と言えば2歳新馬戦。エアグルーヴ、ジャングルポケット、タニノギムレット、マツリダゴッホ、テイエムオーシャンといった名馬が、キャリアのスタートを切っている。特に芝1800mには将来性豊かなスター候補が集い、胸が躍る一戦だったはずだが…。
22日・日曜の新馬戦は、5頭立てという何とも寂しいメンバー構成。第1回札幌に芝1800mが4鞍、芝1500mが3鞍も詰め込まれていれば、有力馬が分散するのも当然だろう。もちろん、たくさん番組があることによる利点もあるが、デビュー戦から評判馬がガチンコでぶつかる番組構成の方が、盛り上がることは間違いない。
また、夏?初秋は北海道開催を主戦場にしているだけに、開催期間が短縮(函館2週間・札幌1週間)されたことも寂しい限り。JRAの公式見解ではないが、経費節減のためだろうという声が聞こえてくるのも確か。それなら、他にすべきことがあるのではと思ってしまうのだが…。
(編集部・妹尾和也)
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