懐かしのばんえい競馬を満喫

　今年も行ってきました、帯広競馬場へ。帯広に着き懐かしさをかみしめながら競馬場へと歩いていると、偶然にも知り合いの女性が車で通りがかり、競馬場まで乗せていってもらうことに。その女性が言うには「この辺を歩いている人はほとんどいないので目立ってましたよ」。こんなに寂しい街だったか…。それでも競馬場に着くと、日曜日と言うこともあってか想像以上の雰囲気。入場門前にはグルメコーナーがあり、帯広名物豚丼をはじめ、フレンチ、スイーツ、そして地場特産物の販売所などがあり、なかなかのにぎわいでした。

　競馬場に入り早速パドックへ。毎回見て思うのは、パドックに入ってこない馬や最初からジョッキーが乗っている馬がいること。不思議に思い現地記者に聞いてみると、厩務員不足で１人で担当する頭数が何と７頭。レース後のケアをしているとパドックに間に合わず、引き手がいないため入場しなかったり、ジョッキーに頼んで騎乗して周回してもらっているとのこと。今の賞金では多くの厩務員を雇えないそうで、この厳しい現状から、通常の競馬ではあり得ないことがおこっているようです。

　翌日には前回の馬三郎25時で紹介した白毛馬ハクバビューティーが出走。残念ながら着外に終わってしまいましたが、末脚にはなかなかのものがあり、２障害さえこなせば初勝利も近いかな…。

　毎回楽しませてもらっているばんえい競馬。札幌滞在中に何とかもう一度行ってきたいと思ってます。

（栗東時計班・安藤浩貴）

2012年07月26日