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有馬記念で締めくくれない!?
7月29日に、JRAから秋季競馬番組の概要について発表があった。詳しくはJRAのホームページでご確認していただくとして、個人的に「有馬記念翌日にも競馬を行う」ことについての疑問、不満をぶちまけたいと思う。
有馬記念といえば中央競馬の一年を締めくくる総決算として行われ、競馬ファンでなくても盛り上がるまさにドリームレース。それは売り上げにも表れており、日本ダービーをはるかに上回る。筆者はその年最後のビッグレースだからこそ、いつも以上に奮発して馬券を購入するのだが、他の競馬ファンの方々もそうではないだろうか。「終わりよければすべてよし」とよく言われる。少々無理をしてでも?有馬記念で勝てば気持ちよく一年を終えることができる?との思いが筆者をはじめとする競馬ファンにはあるはずで、これが有馬記念が売れる理由の一つではないかと考えている。
それが今回の番組編成だとどうだろう。日程は前から決まっていたにしても、日本一の売り上げを誇る有馬記念の翌日に開催があるのは違和感があるし、果たして盛り上がるかどうかという心配もある。有馬記念を3日間開催の最終日、最終レースに配置すれば非常に面白かったと思うのだが、これは無理だったのだろうか。競馬人気が落ち続けている昨今、さまざまな改革が必要だとはいえ、今回の番組編成が失敗に終わらないことを願うばかりだ。
(栗東想定班・赤木俊介)
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