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バランスの崩れた番組設定

 ??????。これは2回函館&1回札幌で組まれた芝1800mの新馬戦の頭数である。特に7月22日の札幌5Rは、想定段階ではわずかに3頭。フィエスタ、ムーンのマイネル2騎の参戦がなければ、不成立になっていた可能性も否めない。恐らく例年より約1カ月早まった札幌2歳Sを見据えて、レース数を増やしたのであろうが、ある程度の頭数がそろわないのであれば元も子もないだろう。

 その一方で各陣営が頭を悩ませているのがダートの短距離戦の少なさ。「来週の新潟新馬戦でデビューを予定しているんだけど、ここをもし除外されてしまうようだと中山開催まで待たないといけない。ただ、これだけ暑い日が続いているので、馬の調子を考えると正直そこまで待つのは厳しい。翌週の芝短距離戦で妥協する可能性も十分にある」といった声が聞こえてくる。

 ダート馬が芝に使う苦渋の決断を迫られることは、公正競馬の観点からもゆゆしき問題だろう。馬券的にも5頭立ての芝1800mよりは、フルゲートのダート短距離の方が楽しめるはずだ。東京で新馬戦が始まるなど、傾向がつかみづらい面があったにしてもバランスが悪すぎる。来年からは教訓を踏まえた対策を取ってほしい。

(美浦想定班・文元 仁)

2012年08月10日