札幌記念はダークシャドウで問題ない

　札幌出張も残り２週間。出張と言えば出会いと別れだが、特に栗東の関係者と知り合える機会があるのは北海道出張のだいご味である。

　今年は岩田騎手の計らいで、松田博厩舎の松田剛助手と夕食会に同席させてもらった。競馬の世界で仕事をしていれば、美浦担当でも知っているくらい有名な助手である。ブエナビスタなど貴重な話しを聞け、後日はゴルフを一緒にラウンド。マスコミの前ではほとんど話すことのないが、気さくで楽しい時間を過ごせた。

　さて、１９日は札幌記念。出走を予定していた昨年の天皇賞・秋馬トーセンジョーダンが裂蹄で回避。格下馬を含む１４頭立てと若干盛り上がりに欠けるメンバー構成なら、久々でもダークシャドウで問題ない。

　前走のドバイデューティフリーは９着敗退も、国内では１１戦して９回馬券に絡み、残り２戦も??着とまだ掲示板を外したことがない馬。高橋助手は「乗り手の指示に従順でしっかり調教を積めた。秋へ向けて弾みをつけたい」と自信を持って送り出す。

（美浦想定班・澤田裕貴）

2012年08月19日