思わぬところに落雷の影響が

　夏至も過ぎ、徐々に日の出時間が遅くなり、開門（現在は５時）直後は真っ暗な栗東トレセン。誰もがハロン標を示す蛍光灯を頼りに調教タイムを採時しているわけだが、８月初旬からいくつかの蛍光灯が消えている。最初は「不景気の影響で照明を減らした」などと、良からぬウワサも上がっていたが、どうやら落雷による断線が大きな原因だそうだ。

　徐々に復旧してきているが、我々ＣＷ担当にとって最も影響の大きいＣＷの５Ｆ標だけが消えたままに…。美浦＝５Ｆ、栗東＝６Ｆ追いのイメージが強いが、この時季は長距離輸送＋猛暑を考慮して、軽く５Ｆから流すスタイルが栗東でも主流となっているだけに、ここ３週は開門直後の採時に大慌ての状況だ。ようやく今週の水曜から復旧して元の状態に戻ったが、これからもゲリラ豪雨など落雷の多い季節だけに、再度…なんてことがないとも限らない。あぁ心配の種は尽きない。

（栗東時計班・城谷　豪）

2012年08月23日