今年の２歳馬は相当なハイレベル

　先週は我がＰＯＧ指名馬であるレッドジャイヴ（牡２歳、藤原英、父アグネスタキオン、母マンボスルー）が新潟の新馬戦（芝1600ｍ）で見事な差し切り勝ち。まだ発展途上の馬体で、道中では行きたがる若さものぞかせていた。しかし、それでもきっちりと捕らえた瞬発力、勝負根性は客観的に見ても評価していいだろう。ひいき目に見ると楽に重賞級（笑）。今後の成長が大いに楽しみだ。

　ただ、今期は例年以上にライバルも多い。他人の指名馬をうらやましがるのはあまり好きではないが、ラウンドワールド（牡２歳、松田博、父ディープインパクト、母グレースランド）はぜひ持ちたかった。初戦こそトーセンパワフルに敗れたが、２歳の中ではずば抜けた切れ味がある。札幌２歳Ｓでは逆転も十分に可能とみている。

　あと気になるのは池江勢の２騎。まずはローザズカレッジ（牡２歳、父ディープインパクト、母ローザロバータ）。調教で動いていたので素質は感じていたが、馬群をこじ開けて差し切ったデビュー戦が圧巻の内容。順調ならクラシックに乗ってきそうだ。もう１頭はサトノノブレス（牡２歳、父ディープインパクト、母クライウィズジョイ）。こちらも調教ではド迫力の動きをしており、追い出してからの鋭さはローザズカレッジと互角、いやそれ以上かもしれない。いずれにしても、この２頭はかなりの大物だろう。

　他にもピックアップしたい馬は多数いるが、それはまた機会があれば。携帯やスマホ版・馬三郎ではいつでもＰＯＧに参加できるので、ぜひ試してみてください。

（栗東時計班・竹村浩行）　

2012年08月29日