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思い出が詰まった札幌のスタンド

 早いもので今週で7週間の札幌開催が終了。同時に71年から使われてきた現在のスタンドも取り壊しを行い、2年間の開催休業に入ります。長らく大規模改修が行われていないスタンドは、JRAの競馬場で最も古く、昭和のにおいを感じさせる競馬場でした。生まれが札幌の自分は、物心付いたころから親に連れて来られた場所で、競馬記者としての初仕事もこの札幌競馬場。非常に愛着が深く、今回の札幌出張ではいろいろな思い出がよみがえりました。

 札幌競馬場は過去に2度コース変更が行われ、まず最初は75年に左回りから右回りに変更。そして89年にはダートコースのみで行われていた外回りが芝に変更されました。ダートしかない競馬場を知っている人はいるでしょうが、さすがに左回りの競馬を知っている人は少なく、自分も左回り時代に競馬場へ行っているはずですが、全く記憶にありません。ダート競馬は競馬自体に興味を持ち始めたころなのでよく覚えており、一番の思い出は、のちに天皇賞・秋で皇帝シンボリルドルフを破ったギャロップダイナが、カラ馬のまま1着でゴールした札幌日経賞。今ではよく見る光景ですが当時は非常に珍しく、夕方のニュースでも紹介されたほど。なかなか衝撃的でした。

 そんな思い出いっぱいのスタンドも、日曜で最後。2年後の新スタンドで仕事ができることを夢見て、ひとまずさようなら。そしてありがとう。

(栗東時計班・安藤浩貴)

2012年09月01日