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オルフェの走りに注目したい

 秋競馬が開幕。競馬ファンには胸躍るシーズンがやってきた。今年は国内と同時に、海外にも目を向けなければならない。そう、日本人の悲願である凱旋門賞制覇に5冠馬オルフェーヴルが挑むのだ。16日には前哨戦のフォワ賞が行われる。どのような走りを見せるのか注目したい。

 さて、プロの方々はオルフェーヴルの勝算についてどう考えているのか。凱旋門賞は99年エルコンドルパサー、10年ナカヤマフェスタで2着。日本人では最も好成績を収めている蛯名は「オルフェに乗ったことがないから分からない」と前置きした上で、次のように話している。

 「向こうは雨期。ものすごく馬場が重くなる。それをこなせるかどうか。とにかくそこに尽きるよ。オルフェーヴルは日本ダービーを極悪馬場で制した。そういう意味では勝てるチャンスもあるんじゃないかな」。やはり一番のポイントは日本とは異質な芝の攻略。血統背景、過去の戦歴からオルフェーヴルはパワーは秘めており、最低ラインはクリアしていると言って良さそうだ。

 一方、某調教師は「無理でしょ」とバッサリ切った。「あのコースにはフォルスストレート(偽りの直線)がある。ただでさえ逸走したり、癖のある馬。ゴールを勘違いする可能性はあるよ。ああいう馬が能力を発揮しやすい舞台ではない」という厳しい声も。意見はさまざまだが、日本馬の代表として好レースを期待したいところである。

(関東デイリー・豊島俊介)

2012年09月11日