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精力的に飛び回る同い年の調教師

 夏の札幌出張中に、谷厩舎の濱田技術調教師と久しぶりに酒を酌み交わした。彼とススキノに繰り出すのは10年ぶり。当時、私は「ハマちゃん、頑張って調教師になりなよ」とハッパをかけていただけに、夢が現実となってうれしい限りだ。今から濱田厩舎の開業の日を心待ちにしている。

 谷厩舎の札幌といえば例年、廣井助手が出張するのだが、今年は「北海道の牧場に顔を出したいので」という理由で彼が出張を志願。牧場と競馬場を行き来して、多忙な日々を送っていた。
 近況を聞くと「実際に動いてみて、大変さがわかった」と調教師の苦労が身にしみた様子。「まずは顔を覚えてもらわないといけないし、これからは“僕に馬を預けて下さい!”っていう押しの部分も必要になるだろうからね。この年になって“飛び込みのセールスマンってすごいな”と思ったよ」としみじみと語っていた。

 あの日から約2カ月が経過。札幌開催も終了したので、安着祝いを兼ねてこちらからご飯に誘ってみた。電話で「今はどうしてるの?」と聞いてみると「栗東にはいますけどね。ただ、18日から美浦の加藤征厩舎に2週間ほど研修に行くんですよ。メシ会は帰ってきてからでいいですか?」と相変わらず忙しそうだ。

 気兼ねなく話せる同い年の親友が調教師になるなんて、思ってもみなかったこと。陰ながら応援するとともに、これまで以上に信頼関係を築いていきたい。

(関西デイリー・松浦孝司)

2012年09月18日