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感極まったホッカイドウ競馬廃墟ツアー

 今年の札幌開催中、休みを使ってホッカイドウ競馬廃墟ツアーなるものを計画。旭川、岩見沢の両競馬場を訪ねてきました。閉鎖以降立ち寄ることもなく、人のウワサでしか聞いていなかった両競馬場。「旭川競馬場は墓地になったらしいよ?」とか、「岩見沢競馬場は住宅地になった」とか、色々なウワサが飛び交ってました。

 まずは山のてっぺんにある旭川競馬場へ。一般道からの入り口にバリケードがありスタンドまでたどり付くことはできませんでしたが、周りの雰囲気からすると墓地になったというのはウソでしょう。一方の岩見沢競馬場はというと、国道12号線を右折して競馬場へ向かう道のりは、昔と変わらず懐かしい景色でした。いざ競馬場に着いてみると、スタンドが取り壊されることなく残っていたのには驚き。駐車場入り口にバリケードがあり、スタンド近くまで近寄ることができませんでしたが、乗馬クラブの看板、調教師スタンド、競馬事務所、オッズ板、発売所、払い戻し所の看板、スタンド内の売店の看板、どれもボロボロになりながらも残っていました。コースはラチも取り外され草原になっていましたが、面影は十分。調教やレース風景が走馬燈のように駆けめぐり感極まって涙してしまいました。

 函館競馬場が2年前にリニューアルし、札幌競馬場も2年後には新スタンドに生まれ変わります。帯広はばんえい競馬として残っていますが、平地のコースはほとんど形を残していません。全国各地にある廃止になった競馬場。機会があれば、またどこかを訪ねてみるのもいいかなと思っています。最後にバリケードで入れなくなっている岩見沢競馬場の正門前にずっと一人で座っていた男性。あれは何だったのか?昼間だから何とも思わなかったが、今考えるともしかして幽霊??まさかね。

(栗東調教班・安藤浩貴)

2012年09月21日