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数字に裏打ちされた鮮烈な世界デビュー
02年以降、日本では芝12Fの重賞が先週の神戸新聞杯までに71鞍行われている。このうち、後半5Fで57秒9以内が記録されたレースは(意外にも)次の5鞍しかない。
・02年京都大賞典(1着ナリタトップロード)
・03年京都大賞典(1着タップダンスシチー)
・10年神戸新聞杯(1着ローズキングダム)
・11年日経賞(トゥザグローリー)
・11年ジャパンC(1着ブエナビスタ)
勝ち馬でG?を獲得していないのはトゥザグローリーだけ。単に高速上がりを克服したというのではなく、瞬発力と持続力の両方を要求される競馬を乗り切った面々はやはり強いということだ。
どうして突然こんなデータを持ち出したのかと言えば、オルフェーヴルへの“期待感”を数字で表してみたかったから。16日のフォワ賞・仏G?を悠々と1馬身差で勝ち鮮やかに世界デビュー。この凱旋門賞・仏G?(10月7日・ロンシャン)への前哨戦を振り返ると、改めて日本最強馬の可能性が浮き彫りになる。
インターネットでも検索が可能なフォワ賞のレース映像の左上部分には、残り5F以降の通過タイムが表示されている。
7F 1分36秒34
9F 1分58秒83
10F 2分10秒42
11F 2分21秒81
12F 2分34秒26
前半7F以降の通過ラップは22秒49―11秒59―11秒39―12秒45(つまり後半5Fは57秒92)。序盤は超スローペースだった一方で、相当な瞬発力&持続力勝負だったことが分かる。残り5F地点で、オルフェーヴルは先頭のアヴェンティーノから少なく見積もっても5馬身差の最後方。残り約300mでは先頭に立っていることから、自身は後半5Fを57秒ソコソコで、また7?11Fの区間を44秒台中盤で走った計算となる。余裕残しの仕上げだったとすれば、遠征2戦目の上積みと併せて、本番へ夢が膨らむ。
とにかく無事に、そしてスムーズな競馬を。日本競馬界を盛り上げるためにも、オルフェーヴルには心から頑張ってほしいと期待している。
(関東デイリー・野田口 晃)
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