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スプリンターズSの外国馬の取捨はお任せあれ!

 秋のG?開幕を告げるスプリンターズSがいよいよ週末に迫ってきた。スプリントG?3連覇の偉業に挑むカレンチャン。デビュー以来1番人気の座を譲ったことのないロードカナロア。新星3歳牝馬エピセアロームなど、役者が出そろいハイレベルの熱い戦いが期待できそうだ。

 ここでは情報量の少ない外国馬ネタを少々お伝えできればと、個人的な見立てを述べていきたい。

 キャプテンオブヴィアス(セン7歳、シンガポール)。マレーシアでデビューし15戦10勝。シンガポールに移籍後に15戦5勝という成績で、シンガポールのG?を1勝と格下感は否めない。500キロ超の大型馬だが胴が長く背丈もあり、重苦しさは皆無。むしろ見た目にはスッキリとしすぎている感じに映る。いかにも速い時計の決着には不向きな体形なので、ここはノーマークでOK。

 ラッキーナイン(セン5歳、香港)。昨年のスプリンターズSは直線で前が詰まっての5着。その次の香港スプリントでカレンチャンを負かし、初の国際G?を勝利している。前走、安田記念に来日した際と比較すると、前肢の出が窮屈なのは幾分解消している。ただ全体に筋肉が戻っていない印象で、運動量不足を感じさせる。気配としても昨秋以下。

 リトルブリッジ(セン6歳、香港)。全10勝中6勝が直線1000m競馬。前走はイギリスのキングズスタンドSに遠征し、初のG?勝利を飾っている。実が詰まった筋肉質の馬体だが、体の使い方は巧みで上質のバネを兼備。時計の速い馬場への対応も十分に可能だろう。香港短距離部門でのレイティング最上位馬。馬の雰囲気は良好で、軽く扱う訳にはいかない。

(美浦調教班・加藤剛史)

2012年09月27日