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「馬駆音祭」の反省点

 先日、東京競馬場で3組のアーティストを招いて「馬駆音祭」が行われた。ライブを見ていた森元記者によると、思わずTシャツを脱いでそれをブンブン振り回してしまったほどに興奮したらしく、かなりの盛り上がりを見せたそうだが、少々思うこともあった。

 レース後にパドックで行われるイベントということで、1Rから参加アーティストのファンであろう人たちが場所取りを行っていた。残念ながら馬には全く興味がないらしく、何回か視線を馬に向けてからは、ずっと座り込んでいる人がほとんどだった。ただの会場なら問題はないのだが、そこはパドック。馬を見るところである。パドックで馬を見る人にとっては困りもので、なかには口論になってしまっている人もいた。

 「競馬ファン以外にも競馬に興味を持ってもらう」というコンセプトはいいと思うが、これでは競馬に興味を持ってもらうどころか、競馬ファンにとってマイナス印象が残ってしまうのでは?と疑問を感じた。レーシングセミナーなど初心者に競馬を知ってもらうような催しが行われているのだから、そこに参加してもらうように誘導するなど、もう少し工夫はできたと思う。

 個人的にはこういうイベントは歓迎だが、次の機会ではもっと円滑に回るような工夫を期待しています。

(美浦厩舎班・木村拓人)

2012年10月12日