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脱臼はイメージほど騎乗に影響がない!?

 先週、菊花賞のレース中に右肩関節を脱臼するアクシデントがあったメンディザバル騎手。フランスで落馬をしたときに2度脱臼したことがあり、癖になっているとのこと。そのため、12月には肩の手術を予定しているそうだが、来日前にはフランスでバリバリと乗っていただけに、さすがに今回の件は本人もショックが大きかったようだ。

 週明けのトレセンはこの話題で持ちきりだったが、意外と脱臼癖を持っている関係者は多い。そして、みんなが口をそろえて言うには「騎乗には影響がない」ということだった。「腕を真上に上げて後ろに持っていくとか、ボールを投げたりするのは今でも怖くてできませんが、手綱を引っ張ったり、馬を押したりする動作では全く影響はありません」とは、これまで6回脱臼して手術を受けたという高野調教師。

 今週は万全を期して新しいコルセットを用意するというメンディザバル騎手。右腕の動きに多少の制限はあるのかもしれないが、ほとんど片側のステッキしか使わないリーディング上位の騎手もいるぐらい。心配は無用だろう。むしろ「脱臼のせいで負けたと言われたくない」とメンディザバル騎手は燃えているはずであり、今年の天皇賞・秋はルーラーシップで勝負する。

(栗東厩舎班・安里真一)

2012年10月26日