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今後注目のオーストラリア人馬主
先週の土曜東京の新馬戦は5、6Rともに国枝厩舎が勝利。ファイアマーシャル(牝、父ディープインパクト、母ブッシュファイヤー)、インナーアージ(牝、父ディープインパクト、母ミユージカルウェイ)、カミノタサハラ(牡、父ディープインパクト、母クロウキャニオン)など素質馬がスタンバイしており、常に動向には目が離せない。
その先週の6Rを勝ったプリンセスカママル。馬主表記がP.G.ファッジ氏となっており、見慣れない名前だなぁと気にはなっていた。国枝師に聞くと「オーストラリアの人で、欧米や自国でも馬を所有しているんだけど、日本でデビューするのはうちが初めて」とのこと。それでいきなり勝利を手にするあたり、“持っている”のは間違いない。思い起こせば今年のセレクトセールでディープブリランテの全妹を1億4500万円で落札するなど、かなり精力的な動きを見せている。日本でデビューするかは未定のようだが、ぜひとも覚えておきたい。
(美浦調教班・石堂道生)
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