1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

ファンにも馬にもやさしい45分前集合

 5つのレースの勝ち馬をすべて当てるWIN5も、導入から1年半が経過し、ひとつの競馬の楽しみ方として、だいぶ浸透してきている。

 そんな中「WIN5後半のレースは当日の馬体重が発表される前に、投票することを求められる。それはファンが気の毒ではないか?そう思わない?」とA師が率直な意見をぶつけてきた。興味深い話だったので、さらに詳しくうかがうと「現状ではレース発走の70分前までに集合をかけられ、馬体重の測定や装鞍を行っているわけだけど、これが極めて非効率。待たされる時間が長いうえに、夏場などはずっと暑い中歩きっぱなしだから、厩務員も馬も疲れてしまう。それに狭いスペースに馬が集まるため、事故の可能性は高まるし、実際新馬戦の時には、放馬も起きている。いいことなんて何もないんだ。ならば、朝一番に馬体重だけ量って、ファンに公表すればいい。そうしたら、集合時間は45分前でOKになるからね。ファンは早く判断材料を得られるし、我々のリスクも下げることができる。JRAにも提言したんだけどな…」と最後は渋い表情になってしまった。

 この意見には当然、賛否はあるだろうが、ファンに早期に情報を提供し、かつ競走馬により力を発揮しやすい環境をつくることが主催団体の使命であることには、論をまたないはず。時が流れ、馬券の種類も変わった以上、JRAには過去の慣例などにとらわれず、柔軟な対応をしてもらいたいものである。

(美浦時計班・森元要輔)

2012年12月01日