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スタッフ冥利に尽きる引退式

　昨日の当コーナーで堀尾記者がカレンチャンの引退式について触れていたが、その前日（１９日・土曜）には京都競馬場でオウケンブルースリの引退式が行われる。

　同馬はＪＲＡ通算２７戦５勝。Ｇ�気錬娃固�菊花賞の１勝のみに終わったが、神戸新聞杯から昨年の有馬記念まで２２戦連続で重賞に参戦。世界の強豪が集うジャパンＣに限っては３歳秋から５年連続で出走を果たすなど、常に一線級相手にしのぎを削ってきた。３歳春の福島デビューとはいえ、これだけ長い期間で活躍したサラブレッドもそうはいないだろう。

　引退式を間近に控えた担当の塩津助手は「１つしかＧ�気鮠，辰討い覆い里如△舛腓辰斑僂困�しいね」と苦笑いしていたが、「トレセン内で引退式を行ったスタッフとなるとさすがに限られる。オーナーのご厚意で、このような機会を与えて頂いて本当にありがたい」と感謝しきりだった。

　今後は北海道へ移動し、浦河のイーストスタッドで種牡馬として第二の人生を送る予定。「サンデーの血が入っていないし、近親にチーフベアハートがいる血統でもあるからね。意外に成功するかもよ」と同助手。

　豪脚を受け継ぐ産駒たちのデビューが今から待ち遠しい。

（栗東厩舎班・森岡健一郎）

2013年01月17日