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雪によってもたされた不公平感

 雪のため中止となった14日の中山競馬は、代替競馬として21日に行われる。メンバーの変動が少なかったレースがある一方で、半数以上が入れ替わってしまったのが5Rの新馬戦。それには妙な理由がある。

 14日に出走する予定だった馬はレースが中止になったうえに、長時間の移動を強いられて「出走取りやめ金」と引き替えに次走の優先出走権も得られなかった。一方、14日の競馬を除外された馬は優先出走権を得たうえに、本来は出られるはずがなかったレースに優位な立場で投票できることとなった。その結果、今回のような事態が起こってしまった。

 当然納得がいかないのが、14日に出走が確定していながら21日の競馬を除外されてしまった関係者たちだ。某師は筆者に思いのたけをぶつけてきた。

 「続行競馬をうたっている以上、14日のメンバーが最優先になるのが筋だと思うんですよ。こんなルールでは馬主さんに説明がつきません。それに牝馬限定のダート1200mという条件は今後しばらくないため、レースが中止になったうえに、翌週も除外されてしまった馬はいったん緩めて立て直すか、本意ではない条件を使うことになります。場合によっては競走生活に重大な影響を及ぼすかもしれません。JRAには早急にルール改正をしてもらいたいですね」。

 もっともである。(美浦調教班・森元要輔)

2013年01月19日