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角居厩舎が障害を取り入れる理由とは?

 最近、角居厩舎が障害レースに参戦することが多く見かけられる。数々のビッグレースを制し、その名は世界にも知れ渡るところ。今でも多くの活躍馬がいるなか、なぜ障害レースを選択するのか?と思うファンの方も多いだろう。最初のうちは筆者自身も同じ疑問があったが、その理由は“馬づくり”にあるようだ。

 2012年も数多くの勝ち星を挙げた同厩舎だが、それでも求める走りにそぐわなかったり、成績不振になる馬もいる。そういった馬に障害練習を取り入れたところ、確かな変化が見られたのがきっかけのようだ。具体的には、トモに筋肉がつき、丸みのあるお尻に変ぼう。肉体面がパワーアップを遂げることで、走るフォームは数段良くなるという。

 現在は障害オープン入りしているトパンガ。障害未勝利戦を使う直前に「芝のオープンに使っても面白いと思えるほど、走りが良くなっている」と山田助手が話していたが、初障害でいきなり2着に入る活躍ぶり。先週、障害デビューしたメイショウブシドウは昨年秋には障害試験に合格していたが、馬の良化が著しいため平場(新潟ダート1800m)へ出走。結果は5番人気の評価ながら1馬身1/4差の快勝だった。

 現在はディアデラバンデラが障害練習を取り入れており、試験は合格しているが、ジャンパー転向にこだわっているわけではなく、フォーム改善が最大のテーマ。今週の土曜中京8R(ダート1800m)を高田騎手で予定している。近走は人気ほどのパフォーマンスができていないが、驚きの変身があるかもしれない。

(栗東厩舎班・松永 篤)

2013年01月24日