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東京新聞杯は変化を取り入れたあの馬が一発ムード!?

 馬券的中へ向け、これまでとの変化を見逃さないことが重要なポイント。初ブリンカー、芝からダートへ、距離変更で一変するケースは多々。しかしこれは新聞を見れば誰もが気が付くところ。競馬記者としては、ハミや馬具の違い。馬が大幅に成長してくる場合もあるし、個々の状態面など細かい個所をチェックし、情報を伝えていくことが重要と考えている。

 日曜日の東京新聞杯に出走するレインスティックだが、実はこの馬中間にある変化を取り入れている。追い切りの主流をポリトラック、坂路に置いている勢司厩舎。しかしこのレインスティックは2週前から追い切りをウッドチップコースに切り替えてきているのだ。

 「ウッドコースで追い切りをかけるのは何年ぶりのことでしょうか。実際ウッドでの調教をやめてからは故障率がかなり低くなりました。心肺機能を高めることが調教のポイント。負荷をかけ筋力を増強させることは大事ですが、追い切りで馬をこわしては元も子もありませんからね」とじっくり馬を育てる勢司師らしい考えだ。“しかしなぜ、この馬は調教法をかえたのですか?”と聞くと、「ここまでは素質だけでOPまで上ってこれましたが、さすがに厳しい着順。これからは何か刺激を与えないと馬の気持ちもめげてきてしまうと思うのです。年齢を重ねれば人間同様、自己制御意識が生まれてきます。自分から無理することはなく、故障する恐れも少ないでしょうから」と説明してくれた。

 個人的にも貧弱さが残り、OPクラスでは通用不可能と見ていたレインスティック。しかしこの中間の動き、馬体は陣営の期待通りの良化を告げるものがある。難解な冬の東京だけに、穴狙いの方は狙ってみても面白いのでは。

(美浦調教班・加藤剛史)

2013年02月01日