開催が変われば流れも変わる!?

　年明けから７週間続いた京都開催も先週でひとまず終了。区切りがついたところで個人的な総括をしてみたいと思うが、ひと言で表せば「いまいち」な結果だった。特に予想に関しては最後の詰めが甘く、終わってから後悔するレースが多々あった。「外れても納得できる、根拠のある印を打つこと」を心掛けているが、まだまだ精度を上げていく必要がある。

　そんな当方を苦しめた一因になっていたのが「芝の馬場傾向」。開幕当初はインにグリーンベルトができて圧倒的な先行有利。そして開催が進むにつれて外差しが決まり出し、後半は全体的に馬場が荒れてフラットな状態に…これはある程度想定できたことではあるが、予想ファクターとしての比重が大きくなってしまい、毎週のように翻弄（ほんろう）された気がしてならない。

　とはいえ、こんな予想の試行錯誤も競馬の魅力のひとつ。読みがビシッと当たった場面を想像しておけばいいのだ。今週からは阪神へ舞台が変わる。ベタな締めになるが、とにかく心機一転で巻き返したいと思う。

（栗東調教班・浜口和也）

2013年02月21日