1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

国枝師の視線は早くもダービーへ

 今週末にはWBCとJリーグが開幕。今年もたまらない季節がやってきた。競馬もいよいよクラシックTRシーズンへ突入。日曜日には中山で弥生賞が行われる。東西の横綱が顔をそろえたが、この一戦に強い意気込みを見せているのが、カミノタサハラを送り込む国枝師だ。

 「牧場の時から期待されていた」という同馬。ただ、入厩当初はウッドでの動きがひと息だったこともあって、師の評価はそれほど高いものではなかった。ところが、蛯名Jがまたがって敢行された、新馬戦の最終追い切りで俊敏な反応を見せてからは、トーンが上がる一方である。

 「馬を見てみろ。本当に良くなっているだろ?確かに相手は強い。それでも…」。その後の言葉は飲み込んだものの、相当な手応えをつかんでいることはよく分かった。その証拠が次のひと言。「お前はいつもダービーに1頭しか出走させていないって、オレをバカにするよな。でももう言わせないぞ」。いつも通りの冗談だったが、目の奥は決して笑っていなかった。師の視線はすでに5月26日の府中に向いている。

(美浦調教班・森元要輔)

2013年02月28日