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コラム

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指定席は値段が高い？

　先日、休みの日に阪神競馬場に行ったところ、指定席での“人の少なさ”に驚いた。当日はにわか雨が降るという予報だったとはいえ、日曜で重賞があったにもかかわらず空席だらけ。思わずその様子を写真に撮って、編集部のＩ氏にメールしたほどだ。

　指定席ではそれぞれの席についているモニターでレースやパドックが見られるし(競馬場や席種によっては違うだろうが)、席数に限りがあるので混雑することもない。アラサーになり若さがなくなりつつある自分は、近年は指定席での観戦が当たり前になっている。

　今ではあまり指定席の値段を気にすることがなくなったが、競馬をやらない友人にその話をすると「めっちゃ高くない？それやったら映画観るわ」と一蹴されてしまった…。やはり、指定席の値段は高いらしい。

　冒頭に書いた“人の少なさ”は値段と無関係ではないだろう。そこで、提案したいのが昨年末に行われた“一律１０００円”の再度の実施だ。例えば、Ｇ�気領�開催にあたる競馬場での実施。または、重賞のない日に行う。今まで指定席を使わなかった人の利用が期待できるし、指定席観戦をやめた人を呼び戻すきっかけにもなるはずだ。ぜひ、検討していただきたい。

（編集部・掛札慎二）

2013年03月25日