昨年とは違うワクワク感

　栗東トレセンも徐々に桜が咲き始め、いよいよ本格的な春の到来を感じさせる気候になった。競馬も来週の桜花賞からクラシックシーズンが開幕。自然と心が躍ってしまうのは当方だけではないはずだ。

　とはいえ、今年は昨年と少しワクワク感が違っている。とても大事なＰＯＧ指名馬が不振なのだ。昨年は見事？ヴィルシーナ（桜花賞とオークスで２着）を指名していたのだが、今年はエースと見込んでいたディープサウス（牝３歳、松永幹）が先週23日の君子蘭賞で痛恨の２着。まさかの足踏み状態となってしまった。牡馬ではラブリーデイ（牡３歳、池江）が出世頭だが、なかなか厳しい近況だ。気持ちは早くも来年へ…というのが正直なところである。

　ちなみに、今年も「ＰＯＧ虎の巻」の発売することが決まった（４月２４日）。…なぜか手前味噌な宣伝を入れてしまったが、来季こそは楽しいクラシックシーズンを送りたいと思う。

（栗東調教班・浜口和也）

2013年03月31日