恋のキューピッド役はお任せ!?

　先週、福永祐一が婚約を発表。お相手の松尾翠アナウンサーとの交際自体はオープンだったとはいえ、一報を聞いてなかなかの衝撃を食らった。ジョッキー界で独身を貫いていた大物が、ついに家庭を持つ覚悟を決めたわけだ。

　かつて、福永Ｊは理想の女性像を問われて「互いの家族を大事にできる人。それができない人は論外」と答えていた。父・洋一氏を気にかけてのことだろう。交際ならともかく、結婚となるととりわけ慎重なスタンスだっただけに、ようやくもろもろの条件をクリアできる伴侶に巡り会えたのだから何より。

　新婦となる松尾アナとは昨春のドバイ遠征中に意気投合し、帰国後に付き合い始めたとのこと。そんな２人の成り行きをつゆほども知らず、ドバイＷＣ当日、現地で「松尾さん、ファンなんです。写真撮ってもいいですか」などとキモい笑顔でにじり寄り、ツーショットでフレームに納まったのは僕にとって赤面の思い出だ。

　ただ、何が運命の分岐点かは分からない。僕と一緒に写ったことで「こんなオッサンより、祐一くんの方がかっこいいワ」と松尾アナの気持ちが高まり、交際→婚約とトントン拍子に決まった可能性はゼロではあるまい。間接的に恋のキューピッド役を務めたとも言い張れるのである（かなり無理やりだが）。

　というわけで婚活真っただ中という方、相手はいるけどなかなか進展しないという方、験担ぎに僕と写真に納まってみるのはいかがでしょうか。

（関西デイリー・長崎弘典）

2013年04月02日