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上質の2歳馬がそろった新鋭・今野厩舎

 いよいよ今週末からクラシックがスタート。当然のことながら3歳馬にとって桜花賞、皐月賞というのがまずは当面の大目標であり、晴れ舞台に駒を進めた18頭の関係者には素直に敬意を表したい。

 この時期、馬サブローとデイリー記者陣の“定番仕事”と言えば、次の世代のクラッシク候補を探るPOG取材だ。今年も4月24日に『POG虎の巻』が発売されることが決まり、調教師への取材や資料集めに追われる毎日で、恥ずかしながら血統面にはそれほど精通していない記者にとっては普段あまり使うことのない“脳”をフル稼働する季節なのだ。

 そんななか今年初めてPOG取材をさせて頂いたのが今野調教師。昨年3月に開業したばかりだが、早くも“次の2歳は良血ぞろい”というウワサを聞きつけて、早速アプローチをかけたところ、快く「何でも聞いて下さい」と応じて下さった。詳細は『POG虎の巻』を見ていただくとして、取材を通して印象に残ったのが今野師の預託馬の管理方法と血統知識の豊富さだ。

 師が所有するタブレット端末に預託馬の情報はすべてインプットされており、2期生のリストも人差し指でスクロールするだけで一目瞭然。おまけに、こちらが「○○(母親名)の子は?」と母親の名前を言うだけで、血統背景や兄弟馬、現在の状況を全て即答できるほど把握している。開業2年目ながらオーナーサイドから良血馬を託される理由のひとつが分かったような気がする取材だった。

 最後に、今野厩舎のリスト馬に昨年の2歳王者・ロゴタイプの妹がいることだけは、ひと足先にお伝えしておきます。

(栗東厩舎班・堀尾政宏)

2013年04月04日