２歳世代も良血馬が多数

　桜花賞に続き、今週は牡馬クラシック第一弾の皐月賞。先週の桜花賞は大混戦と目されていたが、終わってみればディープインパクト産駒のワンツーフィニッシュとなった。これで桜花賞はディープインパクト産駒がデビュー以来３連覇という。いやはや何と言おうか、血筋の偉大さ、成長力と底力の驚異を見た気がした。

　さて、今月の４月２４日には「ＰＯＧ虎の巻」が発売。４年目を迎える虎の巻だが、今回はさらにクオリティの高いモノが完成する手応えがある。筆者は取材班として普段から角居厩舎を担当しているが、虎の巻でも同様。いちＰＯＧファンとしてもそれなりに高いモチベーション（？）を発揮し、業務をこなしたつもりだ。現３歳世代ではエピファネイアがエース格として活躍しているが、２歳世代も良血馬がゴロゴロいて、目移りするラインナップとなっている。

　全貌はＰＯＧ虎の巻の完成を楽しみにしていてほしいが、少しだけここでもピックアップする。シーザスターズ産駒でウオッカの１１はもちろん、トールポピーの１１（父キングカメハメハ）も角居厩舎に入厩予定。エピファネイアの全妹であるシーザリオの１１も要注目。興味深い一頭はダッシングハニーの１１。地方の星として活躍中のラブミーチャンの半妹にあたる血統で、父はアドマイヤムーンとなっている。ここ記したのはほんの一部。詳しくはＰＯＧ虎の巻で。

（栗東厩舎班・松永　篤）

2013年04月12日