もうすぐ発売！ＰＯＧ虎の巻

　ＰＯＧ虎の巻の発売（24日）まであと３日。これまでもちょくちょくとＰＯＧの話をしてきましたが、今回もこりずにしていきます。　

　デイリースポーツの紙面でも少し触れましたが、今年のキーポイントはゼンノロブロイ産駒の取捨。ビワハイジ、レーヴドスカー、ドナブリーニなど超がつくような良血も含めて繁殖牝馬の質は最上級。ディープインパクトとくらべると産駒の形や質も違うため、なかなか判断が難しいところです。

　個人的な印象では一瞬の切れ味に長ける馬は少なそう。トレイルブレイザーやルルーシュもそうであるように、長くいい脚を使うのがゼンノロブロイ産駒の特徴。母親が変わっても、この傾向に大きな変化はないのでは。

　これだけのビッグネームが繁殖にそろっていれば、人気も必至なロブロイ産駒。筆者はよほど気に入った馬以外は、軽視の方向でドラフトを迎えたいと思っています。皆さんも頭の悩ませどころだと思いますが、新馬戦が始まるまで残り１カ月ちょっと。一生懸命考えて来シーズンに臨みましょう。

　ちなみに、27日は東京競馬場、28日はウインズ汐留、５月10日は水道橋の会議室内海で、ＰＯＧのイベントを開催しますので、ぜひ足を運んでください！

（美浦厩舎班・木村拓人）

2013年04月21日