宝塚記念当日は好メンバーの新馬戦にも注目！

　先週から阪神、東京で新馬戦が始まり、今週末からは函館開催もスタート。ＰＯＧファンにとって待望の季節がやってきた。最初の山場になりそうなのが、宝塚記念がある６月２３日（日）の新馬戦（阪神・芝１８００ｍ）だ。

　無料配信している「馬サブローＴＶ　栗東２歳馬編」でもお伝えしたが、ヴァンクウィッシュ（池江、父マンハッタンカフェ、母アランセラ）、レッドラヴィータ（音無、父スペシャルウィーク、母ディクシージャズ）、マウンテンライオン（角居、父ダイワメジャー、母プラチナチャリス）カレンヴィットリア（平田、父ジャングルポケット、母カスタリア）、イダス（領家、父スクリーンヒーロー、母テンザンローズ）など良血馬がズラリとスタンバイ。ここでの勝ち馬は、夏〜秋の主役級の逸材と言っても過言ではないだろう。

　個人的には牝馬ながら馬体の良さが目を引くレッドラヴィータに注目している。兄のレッドデイヴィス同様、気性の難しさはあるようだが、非常にバネの利いた走りで、かなりの素質を秘めていると感じる。うまく気持ちをコントロールできれば、素質馬がそろうデビュー戦でも好勝負になるはずだ。自分の指名馬が出走予定していないのは残念だが、宝塚記念とともに、大いに楽しみたいと思う。

（栗東調教班・竹村浩行）

2013年06月13日