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志願の美浦行き!ひと夏の成果に期待

 11日から栗東所属の花田騎手が夏の期間は美浦で調教をこなし、関東圏の競馬場で騎乗することになった。

 実は3月下旬に「花田が夏場は美浦へ行きたいと言っているのですが、ケイコを含めてどこかメーンになるような厩舎を紹介してもらえないか」と関西の某騎手から記者の元へ電話があった。失礼ながら、花田君はリーディングの上位をにぎわしているようなジョッキーではないので「う〜ん、どうしようか。誰がいいのだろうか」と考え込んでしまったが、そこで思い出したのが昨年あった、ある出来事。

 それは昨夏に田村師から「相談がある」と呼ばれて、「夏場はスタッフの出張者が多く、攻め馬の手が足りない。誰か手伝えるジョッキーがいないか?」と今回は真逆の頼まれごとをされたことだった。そこで師へ今回のことを説明して「面倒をみてくれないか?」と聞くと、ふたつ返事でOK。正直、聞いた時は夏までにまだ時間があって、先のことは分からないのに快く引き受けてくれたことには少々ビックリした。師と花田を競馬場で引き合わせて、最終的なOKをもらい、この夏は田村厩舎をメーンステイブルにして行動することになった。

 記者も電話では何回か、彼とは話をしたが、実際に会ったのは今週が初めて。早速、水曜日は彼を含めて田村厩舎のスタッフと懇親会を開いて、いろいろな話をしたが、なかなかの好青年であった。「栗東とは違う面が多々ありますね」とまだ手探り状態で行動しているみたいだが、そこはもう3年目の騎手だ。すぐに慣れることだろう。 
 とにかく、彼には「いい勉強になった」と最後に思うくらいに、この3カ月を過ごしてもらいたい。

(美浦厩舎班・玉川 祝)

2013年06月15日