お金になりそうなイキのいい３歳馬

　クラス再編成から約１カ月が経過。阪神の５００万下と１０００万下は３週間で計２６鞍あったが、降級組が半分近い１２勝をマークし“格”の違いを見せている。ただ、それ以上に目立つのがイキの３歳勢の健闘で、イリュミナンスやエーシンゴールド、プリムラブルガリスなどは古馬相手に堂々の横綱相撲で快勝し、今夏の上り馬として注目の存在だ。

　今週末も取材担当厩舎から馬券になりそうな３歳勢が条件戦に何頭か出走してきたので、ここで紹介しておきます。土曜・阪神８Ｒミラクルラヴィはデイリー杯クイーンＣ以来の実戦だが「中１週続きだった休み前とは馬体の雰囲気が違うよ。５２キロで決め手比べなら面白いんじゃないか」と阪本厩務員。

　日曜・阪神６Ｒコズミックショアも「休み前より落ち着きが出て、いい時の雰囲気に戻っている」と今野師。

　日曜・東京１０Ｒフミノファルコンは先週のユニコーンＳを除外され自己条件へ。「直線の長い東京なら道中で急がせる必要がないし、前走の上がり３Ｆ（３５秒０）は破格でしょ！。同じ東京１４００ｍなら通用するよ」と目野師。

　この３頭でもうけて宝塚記念へ全力投球したい。

（栗東厩舎班・堀尾政宏）

2013年06月21日