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悩ましい馬場で輝いた大物

 函館競馬が開幕して、はや2週間が経過した。今年の最大のトピックスはやはり、走破時計がかなり速いことだろう。ダートでここまで好時計が連発するとは考えていなかったが、芝は丈が短いと開催前に実際に見て感じていたうえに、そういう話も関係者から聞いていたのである程度時計が出ることは想定していた。

 ただ、実際には想像以上のものがあり、2日目の3歳未勝利戦(芝2000m)で、1分59秒7というタイムが出た時にはさすがに驚いた。これは昨年の函館記念の勝ち時計を0秒7上回るもの。今年の馬場を象徴した一戦と言えるだろう。先週(特に日曜日)は例年のような時計の出方になってきたのがまた悩ましいが「上がりのかかる洋芝」というイメージでレース検討をすると、痛い目に遭う可能性は十分にある。

 いずれにしても間違いないのは、芝に関しては内を通らないと話にならないということ。これに関しては例年通りで、器用さのない馬は苦戦を強いられている。それだけに、3日目の3歳未勝利戦(芝1800m)で、後方から大外を回って突き抜けたラストタキオンは相当な大物。無事なら、すぐにオープンまで出世することだろう。是非とも名前を覚えておいてほしい。

(美浦調教班・森元要輔)

2013年06月26日