期待のディープ産駒がデビュー間近

　読者の皆様、ＰＯＧ2013〜14シーズンのスタートダッシュは決まりましたか？好発進ができた方、おめでとうございます。そのスタートダッシュに「ＰＯＧ虎の巻」が少しでもお役立っていれば幸いなのですが…。

　産駒が桜花賞３連覇、ダービー２連覇と中心的種牡馬の座を不動のものにしたディープインパクト。現在、美浦トレセンに入厩しているディープインパクト産駒のうち、デビュー間近の２頭を紹介します。

　１頭目はシュタインベルガー（母ロイヤルファンタジー・牡・国枝厩舎）。６月13日に入厩し、順調に追い切りを消化。７月３日にはデビュー戦で騎乗予定の蛯名ジョッキーがまたがり、南Ｗで４Ｆ55秒２―41秒０―13秒２（馬なり）の時計をマーク。俊敏な走りから素質の高さがうかがえます。７月21日の福島、芝1800ｍでデビュー予定です。

　もう１頭はパリーアーク（母ムーンライトダンス・牡・加藤征厩舎）。５月31日に入厩し、６月16日に坂路で初時計。その後は坂路とＷを併用して乗り込まれています。７月３日にＷで５Ｆ69秒４―39秒３―13秒３（馬なり）の時計をマーク。迫力のある動きで素材は確か。こちらは８月４日の函館、芝1800ｍでのデビューを予定しています。

（美浦調教班・石渡重伸）

2013年07月06日