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観客減に歯止めをかけるには

 2週間の函館出張が終了した。現地は地元で凱旋ライブを行ったGLAY一色ムードで、27、28日の地元凱旋ライブでは約5万人の観客を集めたという。一方、競馬は27日が2428人、28日が4393人と何ともさみしい限り。メーンの重賞クイーンSが8頭立てと頭数が少なく、天候が芳しくなかったのも客足に微妙に影響したのかもしれないが、それにしても物足りない数字だ。

 観客減について、函館の少ない人口や大都市・札幌からのアクセスの悪さに関する話をよく耳にするが、GLAYのライブの動員力を考えれば、決して問題はそれだけではないように思う。魅力的な番組やサービスを提供したり、迫力のあるレースを展開するなど、もう一度基本的なことを考え直す必要があるのではないだろうか。

 例えば第3回函館の番組。開幕週にクイーンSがあるだけで、残りの2週は重賞がゼロだ。一方の第4回函館は開幕週の札幌記念を皮切りに、2週目はエルムS&キーンランドS、3週目は札幌2歳Sと毎週重賞が組まれている。

 せめて、エルムSだけでも第3回函館で開催するわけにはいかなかったのだろうか。6月23日に同じダート1700mの大沼S、7日に同条件のマリーンSを中1週で実施。エルムSが開催されるのは、そこから実に約1カ月半後だ。実際、関係者からも「間があき過ぎ」という声を聞いた。いい番組作りがすぐに観客増につながるとは言わないが、より多くの人が納得できる形を望みたいものだ。

(関西デイリー・大西修平)

2013年07月30日