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小倉デビューからクラシックへ

 6月1日からスタートした2歳新馬戦も2カ月が経過した。今週も3場の芝1800m戦に将来有望な素質馬が出走を予定しており、クラシックに向けたし烈な争いが期待できそうだ。

 芝の中距離に限ってだが、小倉デビュー組で過去の勝ち馬を調べてみると、昨年ダービーまで駒を進めたラブリーデイ、11年ダービー2着馬ウインバリアシオン、重賞路線で活躍しているリルダヴァルなど、オープン馬の名前がズラリと並んでおり、小倉の中距離で行われる新馬戦は隠れた出世レースと言えるだろう。

 今年も五指に余るほどの好素材がスタンバイしているが、なかでも面白そうなのが「バネの利いた走りで能力は高そう」と片山助手が話すハンターバローズ(牡、父シンボリクリスエス 母テンザンビーナス)。入厩当初から馬体良さが目立っており、初戦から注目したい。

(栗東厩舎班・森岡健一郎)

2013年07月31日