キンカメ産駒の超強烈ラインアップ

　先週から新年度の募集が開始された東京サラブレッドクラブに続き、キャロットクラブ、シルクホースクラブの募集も目前に迫ってきたとあって、カタログや募集馬リストとにらめっこの日々を送っている今日このごろ。

　ディープインパクトとステイゴールドの産駒をゲットすることが“一口馬主成金”への近道であることは間違いないのだが、今年のリストを見る限り、血統的にはやや小粒という印象を受けたのが正直なところ。以前にこのブログでも書いたハービンジャーにももちろん期待しているが、やはり新種牡馬ということもあり未知数な面は否めない。

　そんななか筆者が注目しているのはキングカメハメハ。言わずと知れた大種牡馬だが、今年のラインアップは例年にも増して強烈。キャロットの母キュー（兄ブレイクランアウト）、母エレガントマナー（近親アンライバルド）、東サラの母スープリムゴティス（セレクトセール３６００万円）、シルクの母ウインドインハーヘア（兄ディープインパクト）、母フィロンルージュ（近親ヴァーミリアン）、母ダイヤモンドビコー（重賞４勝）など、ほかにも母名を見ただけでよだれが出そうな血統馬が多数そろっている。

　ただ、各クラブとも会員数の増加や、募集方法の変更などで欲しい馬を必ずしも手に入れられるとういわけではないのが残念なところ。願わくは、ディープ＆ステイゴールド産駒に人気集中→キングカメハメハ産駒は取り放題という展開を望んでいるのだが…そううまくはいかないか。

（編集部・板橋　優）

2013年08月26日