重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ
プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!
ダイナミックな“的場追い”で大記録へ
“大井の帝王”こと的場文が1日、韓国・ソウル競馬場で行われた同国初の国際レース「韓日競走馬交流競走」で、トーセンアーチャー(牡9歳、大井・橋本馬)を勝利へ導いた。と同時に、自らも初の海外遠征で“歴史的”な1勝を挙げた。大外を直線一気に差し切ると、珍しく右手を挙げてガッツポーズを決めた。
73年10月デビューの大ベテランは、7日に57歳となった。8月23日には地方競馬通算6500勝(現役1位)に到達。しかし、そこまでの道のりは決して順風満帆ではなかった。何度も大きなケガも経験した。07年には脾臓(ひぞう)と腎臓が真っ二つに割れて内臓破裂寸前、命さえ危なかった落馬事故もあった。そんな状況でも「また馬に乗りたい」の一心で奇跡の生還を果たした。
的場文といえば、全身を激しく上下させて追い出すダイナミックなフォームが有名だ。20代半ば、それは「自然に」生まれたと聞いたことがある。「自分は両膝を締める力が人一倍強いから、それで鞍がカチッとはまるのでバランスが崩れない」とも話してくれた。それに加えて、競馬のない土日には、近くのクアハウスでのトレーニングはいまも欠かさない。
凱旋した翌日には、もう川崎競馬場にその姿があった。そして4戦目には白星を挙げた。今年もすでに114勝で、南関東リーディング4位(8日現在)と元気いっぱいだ。こうなると、いままでは、はるか雲の上の存在だった佐々木竹見氏の持つ日本最多勝「7151」超えも夢ではない。「無理無理」と謙そんはしたが、いまのペースなら5、6年後には(もちろん、これからは体力の衰えとの戦いもあるが)…。とにかくケガのないように。ダイナミックな“的場追い”で、偉大な記録超えへ追い込んでいってほしい。
(関東デイリー・村上英明)
2013年09月10日
- SPでPO馬の能力チェック 2013年12月23日
- 雨模様とソエに悩まされた一年 2013年12月22日
- 狙い続けた馬で大逆転を… 2013年12月21日
- 名馬の引退式をプレイバック 2013年12月20日
- 来年も“宮崎馬券”がポイント 2013年12月19日