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コラム

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控除率の見直しが必要

 7月27日〜9月29日まで「最終レース」の「馬連」の払戻金に5%相当額を上乗せして払い戻しされているが、阪神2日目の最終レースは馬連が530円で枠連が550円。個人的な馬券は単勝とワイドがベースだが、人気サイドの決着が濃厚とみて、久々に馬連をガツンと購入。本線的中でにんまりのはずが、5%上乗せして枠連に負けてしまっては何か損した気分である。

 売り上げが落ち込んでいる最大の原因は当たりにくい馬券をつくったことにある。最たるものが3連単だが、少頭数ならまだしも多頭数の3連単を当てるのは至難の業。(頭数も最大16頭あたりがベターかと)当然払い戻しを受ける回数が減り、持ち金がなくなれば買えないという悪い連鎖が起きているように思う。以前は“取って損”でもその払戻額を次のレースに使え、それを繰り返せば支出額は必然と増え、売り上げに貢献するという流れだったはずだ。

 しっかりと根付いてしまった今の馬券の種類を減らすことはできないだろうが、それでも、現在は馬単よりは馬連が主流。配当が低い代わりに当てやすいという、今の時代にあった楽しみが見込める枠連やワイドにも購買意欲をかき立てさせる取り組みが必要な時期にきているように思う。期間限定の「最終馬連」だけではなく、通年行われている単勝、複勝のほかに枠連、馬連、ワイドの馬券も5%払戻額を上乗せしてほしいものである。

(栗東調教班・吉田順一)

2013年09月14日