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早めに5時から6時へ

 あまり一般の方には知られていないであろうトレセンの調教時間。週末は少し違うのでここでは省略するが、普段の調教時間はその期間によって「5時」「6時」「7時」の3つに分類される。まず、一年で一番長いのが「7時」調教。これはだいたい11月頭から4月上旬(桜花賞の週)まで。そして次が「6時」調教で、4月上旬(桜花賞の翌週)から6月下旬(宝塚記念の週)と9月中旬から10月末まで。そして「5時」調教は、6月下旬(宝塚記念の翌週)から9月中旬までとなっている。 

 ちょうど今週から「5時」調教から「6時」調教へと変更になるが、個人的にもう少し早く変更すべきだと思っている。その最大の理由は調教開始時刻の「暗さ」で、開始直後なんかはスタンドからだとほとんど見えない状況だ。これはレーシングビューアー等で調教動画を見れば分かることだが、この暗さでしかも短時間で一気に追い切られると、見ている側からすればもうどうしようもない。だから調教班はそれぞれビデオカメラを使ってモニターを映し、それを後で確認する作業を行っている。

 また、厩舎側からもちょくちょく「あんな暗闇の中で追い切るのは怖い」との声を聞く。ホントにその通りで、もし1頭の馬にアクシデントが発生しようものなら、大惨事が起こっても全く不思議ではない。1時間違えばすっかり明るくなっているし、それに秋競馬の開幕と同時に変更した方がキリもいい。人馬の安全を第一に考え、来年はそうなっていることを期待したい。

(栗東厩舎班・赤木俊介)

2013年09月15日