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ホッカイドウ競馬で馬インフルエンザ感染拡大

 今週もまたインフルエンザの話題になってしまうが、地方競馬への感染拡大はまだ終息が見えてこない。ホッカイドウ競馬では4日の出走予定馬94頭を検査したところ11頭の陽性馬が見つかり出走取り消しとなった。 1Rは7頭立ての予定が3頭取り消して4頭立て。その後も5日13頭、6日7頭と取り消しが続いた。 
 前週3日間でインフルエンザによる取り消しは計8頭だったが、今週は計31頭というのは明らかに感染が拡大している結果。これ以上取り消し馬が増えれば赤字拡大、ファンサービスの面で問題が大きくなり、再度開催中止の可能性も考えられる。
 9月13日には3年ぶりにコスモバルクが地元レースに出走する重賞・瑞穂賞が組まれているだけに、もし開催中止となったらその損失は極めて大きなものになってしまう。
 一方、オーストラリアはもっと大事件になっている。すでに種付けシーズンに入っているが、欧米、日本からのシャトル種牡馬は検疫所から出される見通しが立っていないばかりか、牧場間の馬の移動も禁止されたままで、種付けは自家牧場内でしか行えない状況。長引けば生産界に極めて大きな影響を及ぼしそうだ。
 ホッカイドウ競馬では牧場で調教されている外厩馬をすでにレースに出走させており、実質的には牧場と競馬場間の移動制限がなくなった。
 インフルエンザが本当に牧場にまん延することがないのか、オーストラリアの厳しい対策を見ると多少の不安感も感じてしまう。

2007年09月07日