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牧場見学再開も観光シーズン過ぎ…

 馬インフルエンザの影響で全面的に中止されていた胆振・日高地区の牧場見学が、9月半ばからほぼ再開された。まだ完全にインフルエンザ終息宣言が出されたわけではないが、JRAや一部の地方競馬では牧場とトレセン、競馬場間の移動が解除となったことを受け、終息に向かっていると判断した。
 種牡馬の見学は原則的に、種付けシーズンが終了する7月後半から行われる。ちょうど夏休みと重複するため、多くの競馬ファンがこの時期の胆振・日高に全国から集まってくる。それは馬産地の自治体にとって大きな観光資源にもなっていた。だが今年はインフルエンザの発生で8月から見学禁止の措置が取られており、夏休みも閑散とした胆振・日高路になってしまった。ようやく再開されたものの夏休みは終わっており、自治体や観光業者にとっては大きな痛手となったはずだ。
 9月8、9日に札幌競馬場で開設された「競走馬のふるさと案内所デスク」は2日間で1000人が利用する大盛況となったように、ファンの牧場見学への興味は非常に大きなものがある。 だがこれまで見学はほぼ牧場サイドの厚意でのみ行われてきた。競馬発展のためのファンサービスではあるが、決してスタッフの人員が豊富ではない牧場にとっては負担も大きいし、今回のような騒動では防疫態勢を万全に取ることも難しかった。ファンの見学に対してJRAや自治体がもっと積極的に協力して、安全に負担が少ない方法を考え出していくことも必要なのではないだろうか。

2007年09月21日