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ディヴァインライト産駒、英国の2歳G?を制覇!

 10月5日に英国・ニューマーケット競馬場で行われた欧州2歳牝馬王者を競うチェヴァリーパークS(G?)で、ディヴァインライト産駒ナタゴラが2着馬に首差をつけて優勝した。サンデーサイレンスの2世種牡馬は、シャトル種牡馬として南半球で供用されたバブルガムフェロー、ジェニュインらの産駒が南半球やアジアでG?を制しているが、欧米でのG?勝利は初めて。しかもそれが日本では種牡馬として活躍できなかったディヴァインライトの産駒なのだから驚きだ。
 高松宮記念2着の成績を残したディヴァインライトは03年に種牡馬入りしたものの、重賞勝ちが1勝もない成績では、50頭近くがひしめくサンデー2世種牡馬の中で生き残っていくことはできなかった。初年度の交配は9頭だけ(産駒4頭)に終わったため、04年からはドリームウェルや同じサンデー2世種牡馬のアグネスカミカゼ、ローゼンカバリーとともにフランスに輸出されて供用されることになった。その初年度産駒の1頭がナタゴラだ。
 ナタゴラは1歳時のセリ市で3万ユーロ(約490万円)で売却され、今年5月に仏・バリー厩舎からデビュー。2戦目で初勝利を挙げ、続くボワ賞(G?)、ロベールパパン賞(G?)を連勝、G?モルニ賞でも2着になりこのレースに臨んだ。 通算成績は7戦5勝。フランスでは母父がサンデーサイレンスのヤングプリテンダーが9月9日の2歳重賞ラロシェット賞(G?)も勝っており、欧州でもサンデーサイレンス系が注目を浴びることになりそうだ。

2007年10月12日