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批判集中の五十嵐冬JCで汚名返上を!

 天皇賞・秋でコスモバルク・五十嵐冬樹騎手の騎乗がいろいろなところで物議を醸している。同じレースに騎乗したJRA騎手の中からはかなり過激な批判もあった。確かにコスモバルクの斜行が、間接的とはいえ他馬に影響を与えたことは事実だし、それには五十嵐騎手も反省のコメントを出している。コスモバルクがこれまで何度も同様の斜行をしている「前科」も承知した上でのことで、五十嵐騎手自身も悔しい思いをしていることだろう。
 だがミスは責められたとしても、騎手としての能力まで問題視されるのは、北海道のファンには面白くない気持ちもよく分かる。五十嵐騎手は今季130勝をあっさりと突破して、31年ぶりの年間最多勝記録を更新中。先日は北海道では現役5人目の通算1200勝も達成、今季はすでに7年連続8度目のリーディングジョッキーも確定的にしている。まだ31歳ながら記録を塗り替え続け、道営競馬にとって不世出の名騎手であることは間違いないからだ。
 地方競馬の名手がJRAトップ騎手と比べても全く見劣りしないことは、岩田、安藤勝騎手らの活躍で十分に示されている。五十嵐騎手もJRA移籍ができればその腕をJRAファンの前で証明できるが、JRAへの参戦が少ない北海道所属ではJRA年間20勝の一次試験免除の基準突破は難しい。まずは、冬季間のため事前に東京競馬場に入厩できるJCで、コース試走を十分に行って、コスモバルクとともに汚名を返上してもらいたいものだ。

2007年11月02日