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今週からは2歳G?…若い種牡馬の活躍を期待

 ジャパンCは実に見応えのあるレースとなった。アドマイヤムーン、ポップロック、メイショウサムソンの上位3頭は間違いなく国際的な名馬で、ディラントーマスが出走できていたとしても、着順は変わらなかったように思える。改めて日本馬のレベルの高さを証明したレースとなった。

 だが手放しで喜べない部分もあった。アドマイヤムーンの父エンドスウィープは02年に死亡しており、アドマイヤムーンが最後の世代の産駒。ポップロックの父エリシオは日本での種牡馬成績の不振から05年にアイルランドへ再輸出されている。メイショウサムソンの父オペラハウスはまだ現役種牡馬だが、来年は20歳という年齢から現役生活もあと2?3年程度だろう。3頭とも将来性のある種牡馬の産駒ではなかったことは、今後の種牡馬界に多少の不安を抱かせる結果だった。

 サンデーサイレンスの死後、フジキセキ、ダンスインザダーク、アグネスタキオンなどの後継種牡馬は水準以上の成績は残しているが、偉大過ぎる父と比べてしまうとどうしても見劣りする。非サンデーサイレンス系にもタニノギムレット、ジャングルポケット、クロフネなどが期待通りの活躍をしているものの、いきなりトップを狙えるほどの勢いまでは感じられない。

 今週から2週続きで2歳G?が行われる。ニューヒーロー、ヒロインの父は、できれば今後の種牡馬界を引っ張っていくような期待の新進種牡馬であってもらいたい。阪神JFはアグネスデジタル産駒エイムアットビップに期待したい。

2007年11月30日