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偉大な種牡馬2頭がNARで特別表彰馬に

 JRA、NARの年度表彰馬が相次いで発表された。年度代表馬はともに意見が分かれたが、JRAはアドマイヤムーンがダイワスカーレットを退けて受賞。NARはフリオーソがフジノウェーブとの投票で競り勝った。特にNARの場合、これまでは主要G?をJRA馬に独占されてしまい選考が盛り上がらないことが多かったが、今回は主要G?勝ち馬同士の争いで、白熱した議論となった。

 そのNARグランプリでは、昨年死亡した2頭の種牡馬が特別表彰馬として選定された。ミルジョージとワカオライデンだ。ミルジヨージは1975年米国生まれ。78年に輸入され、イナリワン、ロッキータイガー、ロジータなどの歴史的名馬を数多く輩出。JRAで言えばサンデーサイレンス級の圧倒的な種牡馬成績を残した。これまで特別表彰馬は地方競馬に出走経験のある馬に限られて選ばれてきたが、ミルジョージのあまりにも大きな地方競馬への貢献度が評価され、規定を変更しての選出となった。

 ワカオライデンは1981年生まれ。デビューはJRAだったが、7歳から地方に移籍し東海菊花賞など重賞5勝。圧倒的な強さを見せた。種牡馬としてもライデンリーダー、シンプウライデン、トミケンライデンなどを輩出し、97、99年には地方競馬リーディングサイアーに輝いた。地方競馬出身の種牡馬がリーディングサイアーを獲得したことの意義は、ミルジョージの実績にも匹敵すると評価された。馬産地にとっても誇らしい、2頭の特別表彰選出となった。

2008年01月11日