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クラシックを狙えるブーケフレグランス

 2連勝で一躍、牝馬クラシック路線に躍り出たディープインパクトの異父妹ヴェルザンディ(牝3歳=栗東・池江郎)の骨折は何とも残念な出来事だった。

 ディープインパクト以降のウインドインハーヘア産駒はオンファイア、ニュービギニングといずれもややもっさりとしたタイプだったが、この妹は気性の激しさが兄にそっくりだっただけに、「ディープのような馬になる可能性を秘めている」とノーザンファームでの期待も大きかった。飛節の骨折なら競走能力への影響は見られないことが多いだけに、秋の復帰が待たれる。

 だがそのヴェルザンディにも劣らない素質馬が牝馬クラシックへ向けて初勝利を挙げた。27日の京都・未勝利戦を快勝したブーケフレグランス(牝3歳=栗東・角居)だ。兄姉はダイワメジャー&スカーレットの超良血。楽に先行し、早め先頭から後続を突き放すレースは兄姉そっくりだった。

 524キロの馬体は筋肉量が豊富なダイワスカーレットよりさらにふた回り大きい。父がダンスインザダークに変わったことでやや素軽さを欠いたため、3戦目までは勝ち損ねてしまったが、ようやく本領を発揮してきた。ダンスインザダーク産駒の牝馬は活躍馬が少ないが、ブーケフレグランスは母方から豊富なスピードを受け継いでいる。 生産した社台ファームでも「仕上がるまでに時間はかかるとは最初から思っていたが、走らないはずのない馬」と太鼓判を押していた。桜花賞へ向けて、同厩トールポピーに最大のライバルが出現した。

2008年02月01日