1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

ふるさと定期便

例年以上に華やいだNARグランプリの表彰式

 NARグランプリの表彰式が7日に行われた。07年度の地方競馬はフリオーソがジャパンダートダービー、フジノウェーブがJBCスプリントと2頭の交流G?勝ち馬が登場したことで、表彰式も例年以上に華やかな雰囲気となった。

 だが今回の表彰の中でひと際、祝福の声を大きく集めていたのは特別表彰を受賞したミルジョージとワカオライデンの関係者だった。2頭とも種牡馬としての活躍が評価されての受賞で、ともに昨年死亡したことで、このタイミングでの表彰となった。過去に種牡馬がこの賞を受賞したのは00年度のハイセイコーだけだった。 ワカオライデンは地方での競走成績が評価されて種牡馬入りした馬としては最高の成績を残し、97、99年には地方競馬リーディングサイアーに輝いた。特に初年度産駒ライデンリーダーは、地方とJRAの交流の歴史に大きな一歩を記した。これまでも地方競馬出身馬としてハイセイコー、ホスピタリティなどが種牡馬としても活躍し、オグリキャップも大きな話題になったが、いずれもJRAでの実績が評価されての種牡馬入り。ワカオライデンのような例は極めて珍しい。同様だったフェートメーカーにもいずれは受賞のチャンスを与えてほしいものだ。

 ミルジョージは輸入種牡馬だが、イナリワン、ロッキータイガーなど地方の名馬を続出させた功績は大きく『地方競馬での特筆した出走経歴があること』という規定を今回から削除しての受賞となった。地全協の柔軟な考え方もグランプリに花を添える形となった。

2008年02月08日