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3歳牝馬は高レベル!角居厩舎の3頭に注目

 昨年のウオッカ、ダイワスカーレット、アストンマーチャン、ピンクカメオらに引けを取らないほど、今年の3歳牝馬のレベルも極めて高そうだ。

 特に栗東・角居厩舎の3頭、ポルトフィーノ、トールポピー、ブーケフレグランスは、甲乙つけ難いクラシック候補。同厩対決を避けるため、もしかしたら昨年のウオッカのように牡馬クラシック路線へ挑む馬が出てくるかもしれない。

 この3頭の共通点は、いずれも超のつく良血馬であることだ。ポルトフィーノはエアグルーヴ産駒でアドマイヤグルーヴの半妹、トールポピーはフサイチホウオーの全妹、ブーケフレグランスはダイワメジャー、ダイワスカーレットの異父妹。競馬は「ブラッドスポーツ」と呼ばれるように血統が重要なのは当然だが、クラシックを狙う同厩の3強がいずれも良血馬というケースは珍しい。

 牝馬の方が本質的には牡馬よりも丈夫であるため血統通りの活躍をするケースは多いが、角居師は牝馬の仕上げに特筆した技術を持っているのだろう。

 特にポルトフィーノのローテーションは、あのシンボリルドルフをほうふつさせるものがある。早い時期の2歳新馬戦を使って、まず実戦を経験させると同時に、楽な相手に1勝を挙げる。それから牧場に戻して成長を促し、クラシックへ向けてパワーアップさせる。大物のデビューが遅くなっている中、あえて逆のパターンで牧場と連携しながらクラシックを狙う手法は、今後増えてくるかもしれない。

2008年02月15日